日記帳

日記をつけます

20.8.25

 

先輩の代わりに1000字に届かないくらいの文書を作成した。先輩は本当に文章を作るのが苦手なようで、そのくらいの文字数も無限に感じる程長く、考えても考えても筆が乗らず、2日も悩まされているようだった。以前もこんな事があり、その時も文を書く手伝いをした。(ほぼわたしが書いた)

先輩には普段から本当にお世話になっているし、とても大好きなのでわたしができることは是非したいなと思っているので全然良いのだけど。

 

先輩はわたしが文章をどんどん書き進めていくのを見て、「魔法みたい」と言っていた。

どうしてですかと聞いたら、行に文字がどんどん並んで増えてあっという間に形が変わっていくのが魔法のようだと言う。しかもその様だけじゃなく、自分には思い付かない文が次々と打ち込まれていって、脳が考えるスピードよりも目の前のディスプレイに文字が浮かんでいく方が早いから見ていて不思議だとも言っていた。

自分のやる事にも、他人には魔法のように見えている事があるのかと思った。わたしは普段「魔法みたい」と思う側の人間である事が多いから、自分にも魔法が使えて嬉しかった。

 

滝萩之介の「魔術師」もそういうものなのかもしれないなと思った。まあもちろんゲーム内でのエフェクトはそういう表現として、そういう捉え方もできるようなプレーなのかもしれない。

マジシャンは手先が器用に「あたかもそうであるかのように見えてしまう」というようないわば視覚的ひっかけのような事をして我々を驚かすが、そういうあれなのかも。魔術のようにテニスをする滝萩之介…うう…見たい…う……